プロスペクト理論(Prospect Theory)とは、
「人は得するよりも、損することの方がイヤ」という心理
1979年にダニエル・カーネマンとエイモス・トベルスキーによって提唱されました。
人が「損得」に対してどのように意思決定をするかを説明する心理学的な経済理論です。
① 損失の痛みは、利益の喜びより大きい
人は「得をする喜び」よりも「損をする苦しみ」に強く反応します。
- 1万円得る喜び < 1万円失う苦しみ
※一般に、損失の心理的インパクトは、利益の約2倍強いと言われます。
② 価値は「絶対額」ではなく「基準点」からの変化で判断する
- 同じ1万円でも、「得た」状況と「損した」状況では、受け取り方が違う。
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